突然 !!何ですが少し おすし屋さんの時の見習い時代の話をしばらく書きます。。。
以前
すし屋に入ったきっかけは少し書いたので、おすし屋さんの見習い時代のお話を・・・
皆さん おすし屋さんのイメージは
職人さんは怖い が強いですよね~
確かに怖いです。僕の直接の先輩は12年前なんですが、ミクロパンチパーマでした。
見た目、中身、怖かった~ そんな世界に15歳の少年は飛び込みました。(私)
まずまず、最初にやる仕事は 近所にあいさつ回り。商店街の人。出前先の人。
交番。近所の飲食店。 とにかく挨拶でしたね~ まず顔と名前を覚えてもらう
のが仕事でした。その当時 最近聞いた話だと、「あの若い衆すぐ辞めるよ。」
と噂をされていたらしいです。。チョットショックでした(涙)
それが終わると、いざ仕込み!!
朝8時30分 店の掃除 10時に築地市場から親方到着。 10時30分お店オープン
午前中の流れはこんな感じ~ 簡単に書いてるけどかなりハードですよ。
この朝の掃除1時間30分の間に店の掃除と前日の出前下げをします。
その当時で出前が一日13件~16件ありましたね。ただ出前下げは最高でしたよ。
すぐ側に お花屋さんの年上の女性がいて、その人と話せるチャンスがあったからですよ。
その方は 桜井幸子似の綺麗な方でした。その人と話すが為にお店の掃除を綺麗に
早くやる方法を編み出してましたね。(笑)まだまだ15才の考えるうぶな考えですよ。。!
それが終わると親方が新鮮な魚仕入れ到着。。
いざ仕込み!!と思いきや、出前の電話がジャンジャン!!お店も開けてるので
お客様もポツリポツリ・・・・・ 仕込みどころでは無い。。仕込みは先輩が終わらせてしまう。
実際ランチ時間は ランチのホールでしたね。そんな生活を約3年間・・・・
どこで仕込みを覚えたかと言うと、単純に2時間早く出てきて8時30分にはすべて
終わらしてましたね。そこから仕込みを覚えました!!
この包丁はその当時に初めて買った包丁です。大切なものです。
実際仕込とは、アジ、こはだ、イカ、の処理からです。簡単な仕事ですよ。
アジはウロコ引き。こはだもウロコ引き。イカは掃除。この三点でしたね。
ウロコ引きなので、3年くらいは卸せませんでした。イカは何とかできましたね。
僕はこの3つは今でも誰にも負けない自信がありますね~だって3年間
毎日ですよ。
そんな感じで17時から夜オープン。。。いや~ 忙しかった・・・・
その当時は親方がまだバリバリの時でしたから、親方目当てで、いつも満席
でした。ラストオーダーは基本的に23時なんですけど、無いですね!!
お客様に「何時位まで居ますか?」が口癖の親方でした・・・・
結局終わるのは夜中の1時位でした。最初は辛かったですね。今考えると労働基準法
なんて無いですね。でも踏ん張りましたよ。絶対に逃げない、負けない、を考えて
たので・・・その当時部屋に
気合 根性 出来る子だ! なんてマジックで書いて
玄関に張ってましたけどね。。でも 一年間は辛くて毎日泣いてました(涙)。。
そんな生活をして2年目 17歳の時ある女性と・・・出会い・・・そして・・・・
今日はこの位で 続きはまた明日。。